環境への貢献
環境方針
モリマシナリーは、気候変動や環境汚染、資源枯渇等の環境問題に対して積極的に取り組むとともに、モリマシナリーの事業拠点があるすべての地域の人々が、安全で健康に生活できる環境に配慮していきます。
化学物質の管理
化学物質に関係する法令等を遵守し、人体や環境に危険をもたらす化学物質等は特定し、管理を徹底するとともに、安全に保管し、廃棄する場合も確実に実施します。
水・排水・汚泥・排気の管理および発生の削減
- 水・排水・汚泥・排気に関係する法令等を遵守するとともに、使用する水の使用、排出をモニタリングし、節水に努めます。
- 排水・汚泥・排気については、有害な物資が排出され、地域の環境が汚染されることがないよう適切な管理を行うとともに、排出を削減するための対策を実施します。
- リデュース(削減)・リユース(再利用)・リサイクル(再資源化)を推進し、資源の持続可能で効率的な利用を推進します。
エネルギー消費および温室効果ガスの排出削減
モリマシナリーはエネルギーの効率化を進め、エネルギー消費量および温室効果ガス排出量の削減に取り組みます。
生物多様性に関する取り組み
事業の生態系に与える直接・間接的な影響について検討を行い、生物多様性の保全に取り組みます。
CO2削減に向けた取り組み
私たちモリマシナリーは、「2050年温室効果ガス実質ゼロ」に向けて、「自社の工場等からの直接排出への 対策」、「自社の電力使用に伴う排出への対策」を段階的に進めています。
「自社の工場等からの直接排出 への対策」では、CO2排出設備の見直しや製造方法の変更等の検討を進めています。
また「自社の電力使用に伴う排出への対策」では、太陽光発電等再生可能エネルギーの利用検討を進めています。
高効率な設備への更新
モリマシナリーでは、工場等のCO2削減を進めるため、計画的に高効率の設備への更新を進めており、2023年12月には本社第7工場を増築し、高効率な塗装用機械設備を導入しました。
本社第7工場の塗装設備の使用電力量は、設備更新により2023年4~9月対比の削減となっています。
本社第7工場
工場の遮熱対策について
2024年度、暑さ対策として、本社工場・美作工場・岡山工場の折半屋根に遮熱塗装、スレート屋根にSOSEI工法による 断熱補強を行うとともに、大型のエリア空調機36台を導入しました。
工場内で働く社員の作業環境の改善と遮熱塗料の効果により、使用電力量の増加の抑制対策を進めています。
遮熱塗装で白く塗装された本社工場
リサイクル社会(再資源化)
資源の再利用、有効活用の対策を進めています。
2023年12月に増築した本社第7工場では、シンナーの再利用を行うことができる設備を導入することで、シンナーの使用量を大幅に削減することができました。
そのほか、 Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3R活動を進めています。